ソーネチカ (新潮クレスト・ブックス)
潜水服は蝶の夢を見る
感想はというと、『潜水服は蝶の夢を見る』、映画を先に見てしまったので、いろんなところで映画の場面が思い出されたなー。
とはいえ、ジャンのユーモア感覚が随所にちりばめられていて泣けた。読んでよかったな。
『ソーネチカ』、前にも図書館で借りた記憶があるのだけど、どうも読了してなかったようだ。
多少ネタバレありなので、たたみます。
自分の娘の親友と、自分の夫が懇意になるってどういう感じだろう…。その部分をリアルに想像してしまい、それが自分の中で大きくなってしまったのが嫌悪感を持ってしまった原因か。
そんな設定にもかかわらず、物語の進行自体はとても静かなので、「うぅむ、そういうのもアリだろうか…」と思ってしまうけど。
本のカバーにあった

読者の心に、めったにないような明るく澄んだ感情を呼びさますにちがいない。

を見て、読後感がいいんだなと期待して読み始めた本だけど、自分にはあまり読後感がよくなかった。