山梨で読む『富士日記』の愉しみ。

「山梨ってこんなに寒かったっけ…?」とうなってしまう、ここ数日。妙に寒さがこたえます(苦笑)。
東京とは、寒さの質が違うんだよなぁ。冷えが刺さる感覚。痛い寒さなの。
寝てても寒くて目がさめて、そんな時は顔が痛い。顔にまで毛布を掛けないと、安眠できないのです(これほんと!)。
そんな寒さを実感しながら読むこの本→富士日記〈下〉 (中公文庫)は、オツなものです。舞台がおなじ山梨で、日記に出てくるひとの方言が、もろに今そのものなので、「この言い回し、わかるわかる〜」と、ほくそえんでしまう(笑)。