国立

落ちこみ気分を払拭するべく、国立へ。
今読んでいる山口 瞳さんの本に、ロージナ茶房や大学通りといった単語が頻繁に出てくるので「むむぅ、行かねば…」という気になった。実は家からはそう遠くないので、ちょっとした散歩にはぴったりなのだ*1
夫と次女も一緒だったので、目的は増田書店とみちくさ書店(ていうのかな?国立駅近くの古本屋さん)ということで。
お昼はロージナ茶房に行こうと思ったら、その直前でケンタッキーにつかまってしまい(次女が、おこさまセットのリラックマのおまけにつかまってしまったのだ)、しかたなくケンタッキーでお茶を濁す(笑)。
増田書店は街の本屋さんにしては大充実の品揃え!金曜日にさがしてた本→作家の別腹  文豪の愛した東京・あの味 (知恵の森文庫)も無事買えた。すばらしい!
みちくさ書店は、前に高峰秀子さんの『わたしの渡世日記』の文庫本(しかも著者サイン入り!)を買ったところなので、それ以来なんとなくごひいきにしてる(笑)。だけど、今日はあまり時間をかけられなかったので掘り出し物は見つからず。
ジョージズファニチャーをプラプラとのぞいて、紅茶の葉々屋さんへ。おぉ、fogのリネングッズもある!なんの茶葉を買おうか悩み、アッサムにする。お店のかたに「以前からこちらにお店があるのは知っていたんですけど、葉々屋さんの茶葉というと、キャトルセゾンで買ってました」と言ったらよろこんでくれて、チョコスコーンをおまけにくださった。うれしい!お店にならんでるスコーンを見て「うわ、おいしそう…」と思ってたから、よけいに(笑)。家で食べたら、うまみがぎゅーっとつまった、という感じのおいしいスコーンだった。今度うかがう時は、絶対スコーンを買おうっと。あと、シンプルなポット(他ではあまり見かけない感じの!)も買おう。
あとは、たばこや葉巻のお店(国立らしいね。うーん、文化的水準が高い感じ)のウィンドーをのぞいたり、レ・アントルメ(フランス菓子のお店)の上品な店構えとウィンドーディスプレーをのぞいたり、ちょっと外国チックなテラスハウスや巨大マンションを見て、そこでの暮らしを想像してたのしんだ。
ちょっと前の『散歩の達人』とかで、他にもいくつか行ってみたい場所があったような気がするが、思い出せず…。若い頃みたいに、自分だけのさんぽ帖でもつくるかー。
今年こそ、また桜の頃に訪れたい国立でした*2

*1:でも、フットワークが重いもので、なかなか行かないんだけどね〜。

*2:毎年言ってる気がする。